40代からの人生の整え方

40代以降の人生には、 「頑張る」だけではなく、 「整える」という視点も大切になります。

このサイトでは、

  • お金
  • 健康
  • 暮らし
  • 趣味
  • 生きがい

について、 人生後半を穏やかに整えるヒントを発信しています。

40代男性に福祉住環境コーディネーターの資格が必要な理由とは?

暮らしを整える

 どうも。私はファイナンシャル・プランナーでプロ画家、そして、福祉住環境コーディネーター・福祉用具専門相談員・介護職員初任者研修、有資格者の中山と申します。      

 ところで、世界情勢は日増しに不安が募るばかりであり、私たちの生活環境は円安・物価上昇・度重なるコロナ不安と今までに経験をしたことがないほど、あらゆることに不安を感じる日々です。

 さて、突然ですが、40代男性のあなたは、そろそろ親御さんの介護の準備を始める時期にさしかかっているのではないでしょうか?

 あなたの親御さんの介護は、あなたの仕事やプライベートな時間の都合などに関係なく、今まで比較的元気であったにもかかわらず、ある日突然倒れられたり、病気を発症されたりして始まります。

 また、家庭内にある段差につまづいて転び、骨折から「寝たきり」になり、やがてボケへとつながっていくともいわれています。

 このように親御さんが家庭内において「歩行に不安を抱えている場合に手助けになる」「転倒を未然に防ぐ」こと及び、転倒などの怪我で車イスの生活になった場合でも、「自分一人で自立した生活ができるようにしてさしあげる」ことが重要です。

 そして一番重要なのは、介護を受けていた人が自立できるように住環境を整えることが一番重要なのです。特に、自立の第一歩は「一人でトイレに行けるようになること」です。

 そのためにも、人の助けを借りずにトイレに行きたいのに廊下が狭くて車イスで移動できない、トイレに車イスが入らないなどの問題を、解消することが必要です。

 今回は、40代男性に福祉住環境コーディネーターの資格が必要な理由とは?について見て行きながら、あなたの親御さんに間もなく必要となる福祉住環境整備の準備や、あなたのこれからの未来に対するライフプランニングがいかに必要かについても触れつつ進んでいきます。

 それでは、早速見ていきましょう!

福祉住環境コーディネーターの仕事内容

福祉住環境コーディネーターは介護を必要とする方々に安全安心を提供できます!

 福祉住環境コーディネーターとは、高齢者や障碍者が自宅で安全かつ快適に暮らせるように、より住みやすい環境を提案する専門家です。

 仕事の内容については、ケアマネジャーや建築士など各専門職と連携しながら、最適な住宅改修プランの提案や車イスや介護ベッドなど福祉用具の使用についてもアドバイスを提供します。

 今までの高齢者や障碍者の介護と住環境では、当事者となる方々の介護は介護福祉士が担当し、医療分野に関しては医師や理学療法士・作業療法士が担当してきました。

福祉住環境コーディネーターは各分野で必要とされていた部分が統合された資格です!

 このように、専門領域のみに集中する形で各々が、利用者の支援をしていましたが、利用者の暮らしや生活は、介護も医療も住環境もすべて密接にかかわりあって初めて成り立つものです。

 そこで、各分野の、それぞれの専門職の視点や情報の共有により、そうした問題を解決し、スムーズかつ最適な「住まいの環境整備」を行うために、福祉住環境コーディネーターは誕生しました。

 福祉住環境コーディネーターは、1999年に始まった東京商工会議所が認定する民間の検定資格です。階級は3級~1級まで設定されており、まだ歴史が新しい資格ですが、毎年約3万人が受験しています。

福祉住環境コーディネーターとのダブルライセンスを希望する他の資格とは?

 福祉住環境コーディネーターの資格は、他に資格を持っている方がたくさん受験しています。その内容は次の通りです。

 受験者の保有資格でもっとも多いのは介護業界の資格です。一位は介護福祉士、次に福祉用具専門相談員、介護職員初任者研修と続きます。介護業界以外の資格では、リハビリ職である理学療法士が4位でした。

福祉住環境コーディネーターの資格を取得するメリット

 福祉住環境コーディネーターの資格を取得するメリットは、高齢者や障碍者の身体機能や能力の改善だけでなく、利用者の家族が安心して暮らせる住宅環境をコーディネートできることです。

 また、この資格の保有者はまだ少ないので、アドバイスを求められる、職場で頼られる存在になれる可能性も高まります。

 福祉住環境コーディネーター2級以上の資格取得の場合には、介護保険を利用した住宅改修を行った際の必要書類である「住宅改修が必要な理由書」を作成することであり、ここが一番大きなポイントです。

さまざまな業界で活躍できる資格です!

 福祉住環境コーディネーターは、まだ認知度が低めですが、これからますます高齢化が進んでいきますので、需要が増えると予想されている資格です。活躍できる場は、建築業界・不動産業界・医療業界・介護福祉業界など幅広い業界にあります。

 しかしながら、福祉住環境コーディネーター単独の求人募集している企業はあまりありません。現状は、高齢者や障碍者の自立支援に関わる専門職の方が、福祉住環境コーディネーター資格を取得して仕事に活用していることがほとんどだからです。

 今後、資格の認知度やニーズが高まれば、活躍できる場はさらに広がるはずです。尚、福祉住環境コーディネーターの仕事の具体的な特徴は次の通りです。

高齢者や障碍者それぞれに適した住環境のアドバイス

 医療や福祉、建築などの各専門家と連携をとり、高齢者や障碍者それぞれに適した住環境のアドバイスを行います。例えば、足の不自由な方にとっては住まいの中にあるちょっとした段差もけがにつながる要因のひとつです。

 段差をなくしたり、手すりを設置したり、その人と環境に応じた方法でアドバイスを行います。既存の住宅の改修だけではなく、バリアフリー住宅の建設やリフォームの相談、介護施設全体のコーディネートをすることもあり、高齢者や障碍者の住環境に対して大きな役割を担っています。

障碍の程度に合わせた福祉用具や介助用品のアドバイス

 福祉用具や介助用品には多くの種類があり、便利な道具があっても、それを知らないという方も多いのです。支援を必要とする方の身体と生活の状況を理解し、その人に合った器具の最新情報の提供や、選定時のアドバイスをおこなえます。

「住宅改修費支給申請の理由書」とは

 福祉住環境コーディネーターの2級を取得することで、「住宅改修費支給申請の理由書」を作成することができます。この書類は介護保険における「住宅改修費支給申請」を行う際に必要となります。

 住宅改修費支給申請とは、高齢者や障碍者が安全に日常生活を過ごすための改修工事に対して、自治体より住宅改修費が支給される仕組みのことです。

 その申請にかかる住宅改修費支給申請の理由書の作成は、福祉住環境コーディネーターの2級取得者のほか、介護支援専門員や作業療法士など専門性が認められる資格保有者にしかできません。

福祉住環境コーディネーターの実際の現場の仕事内容とは?

 住環境コーディネーターの資格を取得すると、どんなことができるのか見ていきましょう。主な仕事内容は、高齢者や障碍者が生活する自宅や生活用品を、より使いやすくするためのアドバイスをおこないます。具体的には次のような部分での提案になります。

  • 段差の解消を提案
  • 手すりの設置を提案
  • 車イスの使用方法を教える
  • 家の中の各動作に対する車いすでのアプローチ方法を提案
  • 車イスで家の中を移動する際の、動きに見合った各種サイズ変更の見直しや照明スイッチの位置などを提案  
  • 福祉用具・介護ベッドの使用法を教える 

 この資格は、住まいのコーディネートをおこなうのがメインの役割ですが、この資格だけではアドバイスをすることは可能でも、状況に合った行動や専門的な対応はできません。

 しかし、今後は、さらに福祉住環境コーディネーターとして求められる仕事が増えれば、この資格を専門とする各専門職の求人も出てくる可能性が高まります。

福祉住環境コーディネーターはだれでも受験できます!

 福祉住環境コーディネーターになるには、東京商工会議所が実施している試験に合格しなければなりません。受験資格については、学歴・年齢・性別・国籍による制限や条件は特にないため、誰でも挑戦できます。

 実際に、福祉住環境コーディネーターの資格を取得するのはどんな業種の方が多いのか調べてみました。

 福祉住環境コーディネーター3級は、初級編ということもあり学生の受験が多い傾向にあります。2級になると学生は減り、建設業、社会保険・社会福祉、医療業などで働いている方の受験が増えています。

 福祉住環境コーディネーターの資格を仕事で活用するのであれば、せめて2級の資格取得を考えた方がよいでしょう。その理由は、前述しましたように、介護保険における「住宅改修費支給申請」を行う際に「住宅改修費支給申請の理由書」を作成することが必要になるからです。

7 試験範囲について

福祉住環境コーディネーターの各段階の試験内容は次の通りです。

 3級の試験範囲

出題は、マークシート方式で制限時間は2時間です。

  • 少子高齢社会と共生社会への道
  • 福祉住環境整備の重要性・必要性
  • 在宅生活の維持とケアサービス
  • 高齢者の健康と自立
  • 障碍者が生活の不自由を克服する道
  • バリアフリーとユニバーサルデザインを考える
  • 生活を支えるさまざまな用具
  • 住まいの整備のための基本技術
  • 生活行為別に見る安全・安心・快適な住まい
  • ライフスタイルの多様化と住まい
  • 安心できる住生活
  • 安心して暮らせるまちづくり

2級の試験範囲

  出題は、マークシート方式で制限時間は2時間です。

  • 高齢者・障碍者を取り巻く社会状況と住環境
  • 福祉住環境コーディネーターの役割と機能
  • 障碍のとらえ方
  • リハビリテーションと自立支援
  • 高齢者・障碍者の心身の特性
  • 在宅介護での自立支援のあり方
  • 高齢者に多い疾患別にみた福祉住環境整備
  • 障碍別にみた福祉住環境整備
  • 福祉住環境整備とケアマネジメント
  • 福祉住環境整備の進め方
  • 福祉住環境整備関連職への理解と連携
  • 相談援助の実践的な進め方
  • 福祉住環境整備の共通基本技術
  • 生活行為別福祉住環境整備の手法
  • 福祉住環境整備の実践に必要な基礎知識
  • 福祉用具の意味と適用
  • 生活行為別にみた福祉用具の活用

 1級の試験範囲

    2級に合格していることが条件。出題はマークシート方式(前半)・記述式(後半)でそれぞれ2時間です。

<前半>マークシート式試験

 2級・3級の範囲および1級公式テキストに該当する知識と、それを理解したうえでの応用力が問われます。

  • これからの社会に求められる福祉住環境整備
  • 福祉住環境コーディネーター1級の目標と役割
  • 地域福祉の推進-福祉コミュニティづくり-
  • 地域で支える高齢者ケア
  • 地域で支える障碍者ケア
  • ユニバーサルデザインの概念および沿革
  • ユニバーサルデザイン環境の整備手法
  • 高齢者・要介護者向け住宅・施設の流れ
  • 高齢者住宅・施設の種類と機能
  • 障碍者向け住宅および施設の種類と機能
  • 福祉住環境のコーディネートの実際

<後半>記述式試験

 実務能力における実践力、応用力、総合的判断力が問われます。公式テキストが規範となりますが、法令制度については最新情報の理解を前提に出題されます。

まとめ

 今回は、40代男性に福祉住環境コーディネーターの資格が必要な理由とは?について見てきましたが、福祉住環境整備を考える時には前提として、介護者・要介護者・障碍者の動作を知ることが根本的に参考になります。

 介護する側とされる側の行動を熟知していなければ、福祉住環境整備は難しいのです。そして、今度は介護を受ける方が、自立できるように、部屋の中だけに限らず、廊下などの導線も考えて住環境を整備する必要があります。

 介護を受けている方が、自発的に行動する意思があるにもかかわらず、周囲が介護を受けている方の行動を制限してしまうと、結果的にストレスが健康の回復・増進に足かせとなってしまうことになります。

 人の手を借りずに自分で何でもやっていただけるようにすることが、介護をされる方がストレスを少なくしてイキイキと生活できる根本であり、ボケの防止にも役立ちます。

 それが福祉住環境コーディネーターに与えられた仕事であり、介護を受けている方が自由に動けるようにすることが福祉住環境整備のゴールです。これは、結果的に介護をする側の労力を減らすことにもつながるのです。

 尚、あなたが、あとどれくらいの年月で50歳になるのか分かりませんが、私も40代になってから年々体力が衰えていくのを感じ、50歳になると一層その感覚が増しました。あなたもきっと、ご自身の体力の低下を思い知らされるときがくるでしょう。

 そのためにも、ライフプランニングを手始めに、健康やお金のこと及び、婚活・節約・投資・趣味・転職・介護・終活など、これからあなたが向き合わなければならないライフプランは目白押しなので、計画的な行動が大切です。

 あなたの、これからの人生全般にわたってのライフプランをまず立てて、それに対応する資金計画を検討しましょう。

 ライフプランニング計算資料の利点は、今後のあなたの定年年齢時までに予定しているライフイベントを予算化し、その額に対して、現在の貯蓄額と現在の収入×定年までの年数を計算後に対比することで、あなたの老後資金を確認できる資料になります。

 「老後の資金はいくら用意すればよいのか」については、さまざまな考え方がありますので、ここではあえて触れません。

 また、あなたの年金受給予定額もわかりませんので、下記のURLからダウンロードしてライフプランニング計算資料の各種表を使い、一旦ご自分でシミュレーションしてみることをおすすめします。

参考:NPO法人日本FP協会 便利ツールで家計をチェック

便利ツールで家計をチェック | 日本FP協会 (jafp.or.jp)

 ライフプランニングは早いうちから取り組まれていた方が、軌道修正しやすいのでおすすめです。また、具体的なあなたの未来に対する不安を解消したい場合については、日本FP協会へ連絡してみましょう。

FPへの相談:(あなたのお住いの近くの)相談できるファイナンシャル・プランナーを探す

CFP®認定者検索システム | 日本FP協会 (jafp.or.jp)

 仮に、将来的に予算が足りないことが明確になった場合につきましても、現在から、節約する・副業して収入を増やす・投資する・転職して収入を増やすなどの対策を打つことができるのです。

 ではまた!あなたの未来を応援しています。

タイトルとURLをコピーしました